投資編 ~ 10年間投資が始められなかった私が始められた方法

投資に興味はある、でもどこから手を付けてよいかわからない

投資に興味はあるが、いろいろな疑問が頭をよぎって始められないという方はいませんか?

  • 損をするのが怖くて始められない
  • 投資信託と株式投資ってどう違うのか
  • 日本株とアメリカ株どっちを買ったらいいのか
  • NISA・確定拠出年金ってどう違うのか
  • 配当金で儲けるのと、売買で儲けるのはどっちがいいのか

etc.

私は投資をしたいと思ってから本格的にスタートするまで、躊躇する期間が10年ありました。
27歳くらいの頃に学びたいと思ったけれど、実際に本格的に投資したのは37歳くらいでした。
37歳の時、ふと、「これが自分の仕事だったらどうだろう?」と考えてみました。私は本業が戦略コンサルタントです。普段、全く知らない業界、全く知らない業務をやっている会社で、戦略立案や改革をしています。ふと、投資って簡単なのでは?と思って調べてみたところ、仕事のマインドで半年ほどやってみたら、年数百万円の利益が出てしまいました。
今日は、私が投資を始めるにあたって浮かんだ様々な悩みをここに挙げます。その上で、最も大きい悩みだった「損をするのが怖くて始められない」方に参考になればと思っております。

始める前にこれだけ理解しておく

株式投資はギャンブルではない

例えば、宝くじ、パチンコなどをギャンブルだと考えると、投資はこれとは全く異なります。
なにが違うかを1言でいうと、「投資は正しいやり方をすれば全員が儲かることができる」が「ギャンブルは誰かの損が誰かの利益につながる」ということです。

例えば、アメリカの企業の株を少しずつかう投資信託で有名な商品があります。(VTIなど)
これは、全員がすこしかって、長期間もっていたら、アメリカ市場が右肩上がりである過去数十年の統計から、今後も続くと想定した場合、全員が儲かります。

一方、宝くじやパチンコは、だれかの損が、だれかの利益になっています。
成功の確率が全く違うものです。

投資は過去の統計から一定のルールを導いて投資する限りにおいて、成功確率は極めて高いものです。

これは、過去40年のアメリカの主要上場企業の株式で構成されるS&P500という指標です。日本で言えば日経平均株価のようなものです。これを見てい木両全ですが、40年間の間、右肩上がりが続いています。40年で、約40倍になっています。もし、あなたが20歳で10万円購入した場合、60歳には400万円になっている、ということです。
これは、アメリカで株式投資をしているすべての人が受ける恩恵です。ただ、持っていればいいのです。過去の統計上、かならず上がっていくのです。
これはなぜか。最もシンプルにいうと、アメリカは人口が増えているからです。人口が増えれば経済は発展します。当たり前ですよね。例えば、1家族で考えても、1人が働くのと、夫婦で働くのとでは家庭の経済は夫婦の方が発展しますよね。1人より2人です。アメリカは移民受け入れと共に人口増加が続いていますから、この傾向はずっと続くと言われています。

一方で、競馬はどうでしょう。当たり前ですが、買ったすべての人が得をするものではないですよね。これが投資とギャンブルの違いです。

シンプルな構造の商品をまずは買ってみる

株式投資ギャンブルでないことに気づいた後も、冒頭に述べたように色々と悩みは尽きないはずです
でも、何よりも大切なのは、自分が投資に興味を持ち続けるために、何かを少額で買ってみることです。

  • 投資信託と株式投資ってどう違うのか
  • 日本株とアメリカ株どっちを買ったらいいのか
  • NISA・確定拠出年金ってどう違うのか
  • 配当金で儲けるのと、売買で儲けるのはどっちがいいのか

悩みに対するに答えを言います、でもあまり重要ではありません

初めに悩みに対する解決策を書きます。

  • 投資信託と株式投資ってどう違うのか
    ⇒投資信託はプロが作った投資商品のパッケージを購入することだと思えばいいでしょう
    一方、株式投資は自分で銘柄を選定し投資をする必要があります。
    この違いが最も分かりやすいです。
  • 日本株とアメリカ株どっちを買ったらいいのか
    ⇒本当はアメリカ株の方が良いです。理由は日本と異なり人口が増えることが見込ま絵れ、経済の発展が永続的に認められるからです。
    ⇒しかし、はじめは手を出しずらいので、日本株で練習しても構いません。
  • NISA・確定拠出年金ってどう違うのか
    ⇒両方とも税金が取られない仕組みです。NISAはいつでも引き出せますが、確定拠出年金は60歳以上しか受け取られない仕組みのg違いもあります。
  • 配当金で儲けるのと、売買で儲けるのはどっちがいいのか
    ⇒すぐリタイヤしたいなら配当金で、中長期でのリタイアを狙うなら配当金が少ない商品を選びましょう。

    と色々書いてみましたが、結局いまこれを聞いたところで、理解するのに時間がかかってしまって、なかなかスタートが出来ず時間がかかってしまいます。
    一番大切なことは実際少しでも買ってみて、利益があがる実感を得ることです。

あくまで学びが目的だから、小さく小さく買う

自分自身がその商品の構造がわかるシンプルなものを、少額で買ってみることがとても大切です。
例えば、投資信託と言われても、株との違いがわからないケースがあるでしょう。その場合は株を買えばよいです。ただし、小さく小さく買うようにしてください。あくまで学びが目的であり、利益は目的ではありません。最初のステップで重要なのは、まずはじめることだということをわすれないでください。

おススメの株式投資を小さく始める方法

私はカブドットコム証券のミニ株を使いました。数百円からスタートできますし、当時ITリテラシのかけらもなかった私でも、とてもわかりやすく、開設がスムーズでした。サイトの構造もわかりやすく、おすすめです。

また、株式投資と別に、最も分かりやすい全世界に投資するタイプの投資信託を少し買うのがおすすめです。

おススメの投資信託を小さく始める方法

投資信託では、超初心者の場合は、投資信託がどういうものかを繰り返し説明してくれる「セゾンバンガードバランスファンド」をお勧めします。ファンドの構造が動画で繰り返し説明されており、日本の草分け的なファンドですから、最初に少し買うにはお勧めです。たしか5000円からスタートできたと思います。

これ以外にも、有名な商品として楽天バンガード全世界株式という商品も販売されています。これでも大丈夫です。

大切なことは、迷ったら「全世界株式」に投資をする、ということです。
全世界の経済成長は過去何十年もの間、経済がこの世に存在してからずっと、右肩あがりです。
なぜなら、人口が増え、文明が出来、経済が発展しているからですね。

ですから、ある程度有名な全世界型の株式投資ファンドを購入することが重要です。

 

いかがでしたでしょうか。まずはじめる!これが大切だという事です。
上の2つを買っても総額1万円もあれば簡単に始められます。逆にこれ以上は必要ありません。
買うといろいろな情報に興味がわきます。
ファンドの手数料ってなんだろう、株のテクニカル指標ってなんだろう、、等です。
どんどん勉強していきましょう。

 

2022/6/4 ハルマチ